ジェットスター国内線 – チェックイン&成田・松山 搭乗体験記

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ジェットスターの国内線(GK405、GK406)に搭乗しました。国内線のLCCに乗るのは初めてです。チェックインや機内持込手荷物の重量制限、計量などLCC独特の手続きを含め、搭乗体験記をまとめます。

チェックイン・荷物の重量制限

成田空港第3ターミナルでのチェックインと、手荷物の重量制限・サイズ制限について書きます。

成田空港第3ターミナル

LCC専用の新しいターミナルが第3ターミナルです。第1や第2ターミナルにはJRや京急の鉄道が乗り入れていますが、第3ターミナルに鉄道の駅はありません。

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第3ターミナルへは、第2ターミナルから徒歩約10分。または、空港内の無料バスで移動します。無料バスの乗り場は、第2ターミナルを出て右手の横断歩道を渡ったところにあります。

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チェックイン手続き

第3ターミナル2階にジェットスターのチェックインカウンターがあります。

寄託荷物があるときは有人のチェックインカウンターで、チェックイン手続きと同時に預け入れます。

預ける荷物がない場合は、チェックインカウンター前にあるタッチパネル式の自動チェックイン機で手続きできるので、並ばずに済みます。画面の指示に従って操作すると、紙の搭乗券が発行されます。

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チェックインは出発時刻の2時間前から可能です。国内線のチェックインの締め切り時間は出発30分前です。受託荷物の受付締切時刻も同じです。

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チェックイン開始時刻 出発 2時間前
チェックイン締め切り 出発 30分前
搭乗開始時刻 出発 25分前
搭乗締め切り 出発 15分前

 

手荷物の重量制限・計量

LCCと言えば、気になるのが手荷物の重量制限。チェックインカウンターでチェックイン手続きをするときに、寄託荷物のほか、機内持込手荷物も計量されます。エコノミークラスの機内持込手荷物の上限は7kgです。

ジェットスターの手荷物の重量制限は厳しいと聞いていたのですが、わたしは自動チェックイン機を使ってチェックインしたので、荷物の計量はありませんでした。

小さなディパック1つだけだったせいか、その後も計量を指示されることなく搭乗できました。ウェブチェックインで事前チェックインした人も、成田空港では機内持ち込み手荷物は計量されませんでした。

ただし、一見して重そうな荷物を持っている人は、搭乗時に計量を指示されるのかも知れません。

チェックインカウンターの横に荷物の重量を図るためのハカリが置いてあります。心配な方は、念のため自分で事前に計量してみましょう。ギリギリ7kgを超える場合は、コートのポケットに小物を移すなどの対策をとりましょう。

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なお、機内持込手荷物には個数制限もあります。スーツケースなどの荷物1つと、ハンドバックやノートパソコンなどの小物1つの合計2つまで持込が許可されています。両方の合計が7kg以下であることが条件です。

手荷物のサイズ制限

機内持込手荷物の大きさの制限は、縦横それぞれ下図のとおりです。

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メインの荷物のサイズは、

高さ
56cm 36cm 23cm

 

または、

高さ
114cm 60cm 11cm

 

いずれかの条件内のサイズである必要があります。

成田から松山へ

チェックインが終了したら、安全検査を経て、制限区域に進みます。

搭乗

安全検査を通過した先の制限区域内には、レストランや食堂、コンビニ等はありません。ジェットスターが経営する小さな売店と自動販売機があり、おにぎりやお菓子、缶ジュースやペットボトルの飲み物は買えます。

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100VのコンセントとUSBの充電コーナーが数カ所あります。朝の出発ロビーなので、充電している人はほとんどいませんでした。

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搭乗口から地上に降りて飛行機まで歩き、タラップを登って搭乗します。

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搭乗締め切りは出発の15分前になっています。

座席について

座席のスペースはこんな感じ。全席との距離が近く、足元は窮屈です。

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有料オプションの座席指定はしなかったので、座席はチェックイン時に自動的に割り振られました。わたしは右側の窓際の席になりました。

3列シートの機材でしたが、隣の2席は空席でした。飛行機全体の重量バランスを計算して座席を割り振るので、乗客が固まって座らずに、パラパラと余裕のある割り振り方をされるようです。

機窓からの景色

飛行機は成田を離陸した後、山梨県、岐阜県の上空を経由して瀬戸内海方面に向かって飛びます。大阪あたりまで窓の外はずっと陸地です。

中央アルプス、南アルプス

最初の景観スポットは、中央アルプスと南アルプスです。右の窓の外に、雪をかぶった山岳地帯の景観が広がります。

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なお、左側の窓際に座っている人は、この頃、富士山の景色を楽しんでいたようです。イメージ図を載せておきます。

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琵琶湖

窓から見て誰でもわかる琵琶湖。

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瀬戸内海

岡山空港です。

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これは尾道の向島。広島県ですね。むかし、この狭い尾道水道を船で渡ったことがあります。

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瀬戸内海を飛行中は、海に浮かぶ島がジグゾーパズルのピースのようです。もうすぐ愛媛県、松山です。

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松山空港

松山は、東京から遠く、新幹線もないので、空港が玄関口です。そのため地方空港にしては利用者が多く、ターミナル内に活気があります。「じゃこ天」などの名産品を売るおみやげ屋も多数あります。

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松山は「じゃこ天」だらけ

初めての松山で一番印象に残ったのは「じゃこ天」でした。東京では珍しい「じゃこ天」ですが、松山ではローソンやセブン-イレブンでも「じゃこ天」を売っています。うどん屋には「じゃこ天うどん」があります。空港内のおみやげ屋でも、一番目立つのは「じゃこ天」でした。

松山空港からバスでJR松山駅へ

松山空港は松山市内にあり、市街地へのリムジンバスが頻繁に出ています。JR松山駅へのバスは、サークルK前の1番のりばから乗車します。

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空港バスは飛行機の到着便に合わせて運行しているので、頻繁に出ている時間帯もあれば、1時間以上あく時間帯もあります。時刻表は下のリンクから参照してください。

松山空港リムジンバス(伊予鉄)

松山空港から松山駅までは約6kmです。

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料金は後払いです。乗車前に自動販売機でチケットを買っておくと便利です。

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リムジンバスの料金表です。

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JR松山駅まで片道310円、伊予鉄道の松山市駅まで410円、路面電車の道後温泉駅前までなら460円です。

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帰路

帰路もジェットスターを利用して成田空港に戻りました。松山空港のジェットスターのチェックインカウンターは、空港ビルの端っこの狭いスペースにありました。

松山空港でのチェックインと荷物の計量

ものすごく機嫌の悪いお姉さんがチェックインカウンターに座っていて、ちょっと驚きました。どうしちゃたんだろう。

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事前にウェブチェックインを済ませていたのですが、成田空港とは違い、機内持込手荷物の計量がありました。楽々クリアでした。

成田空港からバスで都内へ

成田空港から東京へは1000円の京成バスで移動しました。東京駅または銀座行きのバスが出ています。第3ターミナル内にバスのチケット売り場があります。

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「Theアクセス成田」と書いてあるところでチケットを買い、5分ほど歩いてバス乗り場に移動。乗車後約1時間で東京駅八重洲口に到着しました。

なお、このバスは事前の予約はできません。成田空港での早い者順に乗車便が決まります。

1000円バスの乗車便の指定について

バスの乗車券はジェットスターの機内でも販売しています。1割引きの900円で購入できます。

ただし、バスは定員制なので、機内でチケットを事前購入済みの場合でも、空港に着いてから係員に申し出て乗車便の指定を受ける必要があります。

乗車する便の指定は上の写真のチケット窓口、またはバス乗り場のどちらでも可能ですが、チケット窓口で指定を受けることをおすすめします。

なぜなら、バス乗り場まで歩いて行く間の数分間にも他の人がチケット窓口で先に乗車便の指定を受けてしまうため、後ろの便に回されてしまう可能性があるからです。

東京駅八重洲口・銀座

京成の1000円バスは、東京駅八重洲口から外堀通りを挟んだ向かい側に到着します。バスを降りたら、前方に少し歩くと、八重洲地下街の入り口があります。

銀座の乗降場所は数寄屋橋交番の近くです。交番から外堀通りをプランタン方向に100mほど歩いたあたりです。