ジェットスター国際線 香港・成田搭乗体験記

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ジェットスター航空のキャンペーンで購入した成田香港往復8600円のチケットで、香港まで行ってきました。ちなみに8600円は東京・浜松間のJR各駅停車往復運賃より安いです。これで時速900kmで香港まで往復できるのだから、LCCとは実にたいしたものです。

ジェットスター搭乗体験記

チェックイン手続き

ジェットスター国際線のチェックインカウンターは、成田空港の第三ターミナルにあります。第三ターミナルには電車の駅はありません。京成やJRを第二ターミナル駅で降りて、改札を出たあと徒歩で第三ターミナルまで15分程度かかります。

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第二ターミナルから第三ターミナルへはシャトルバスが出ていますが、このバスはいったん空港の構外に出てぐるっと大回りして第3ターミナルに行くため、途中で長い信号待ちをしたり、結構もたつきます。たぶん歩いたほうが早いです。実際、ほとんどの人は第2ターミナルから歩いています。

第3ターミナルのチェックインカウンターに着いたら、パスポートを提示してチェックイン手続きをします。チェックインの開始時刻は出発の3時間前、締め切り時刻は出発の45分前です(成田空港の場合)。

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座席指定

座席指定は、チェックインの際に窓際、通路側を希望できます。チェックインカウンターは出発時刻の3時間前に開くので、希望どおりの座席をとりたいなら、早めにチェックインすることをお勧めします。

より確実に座席を指定したいなら、出発の48時間前からインターネットで事前に座席指定できます。旅行出発の2日前にジェットスターから送られてくる「出発前のご案内」というメールに、ウェブチェックイン手続用のボタンがあります。ボタンをクリックすると、ウェブチェックイン画面が開きます。搭乗予定機種のシートマップが表示され、具体的な座席の位置を視覚的に確認しながら座席指定できます。

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なお、インターネット上でウェブチェックインをした場合でも、当日はチェックインカウンターに並んで紙の搭乗券を発券してもらう必要があります。

荷物の計量

ジェットスターはLCCなので、荷物の重量制限が厳しいです。機内持ち込みの小さなデイパックも、チェックイン時に計量されます。普通運賃に含まれる機内持ち込み荷物は7kgまで。これを超えると寄託輸送になり、追加料金が発生します。わたしの荷物は3.7kgで、らくらくクリアしました。

機内に持ち込める荷物の個数は、旅行鞄などの手荷物が一つと、その他の小さな手持物品が一つ(カメラ、傘、ポーチ、ハンドバッグなど)の合計2つです。この2つの手荷物の重量を合計して7kg以下である必要があります。

なお、後述しますが、帰路の香港国際空港でのチェックインの際には、荷物の計量はありませんでした。

搭乗

搭乗は、出発時刻の30分前からです。搭乗券に印字されている搭乗開始時刻までに搭乗ゲートに着くようにします。第三ターミナルは狭いので、チェックインしてから海外旅行保険の加入手続きをしたり、トイレに寄ったりしていても、余裕で間にあいます。

いったん地上に降りて、搭乗用のタラップを上って搭乗します。

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ターミナルビルから搭乗タラップまでは屋根つきの通路があるので雨でも大丈夫です。

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機内は、こんな感じです。

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LCCは座席の前後幅が狭いと言われますが、わりと余裕がある感じです。普通の体格の人なら狭苦しい感じは受けないと思います。

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機内放送は日本語と中国語(普通語)と英語です。成田香港便を運航しているのはジェットスタージャパンなので、CAさんは全員日本人でした。

機内の飲食、買い物など

機内で飲食物を購入できます。使える通貨は日本円のほか、香港ドルと米ドルです。お釣りはすべて日本円で返ってきます。

メニューはこんな感じ。

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食べ物はパン類が400円から800円。飲み物は200円から250円です。

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食べ物の値段は高めですが、ベーグルサンドはかなりの大きさがあり、ひとつでお腹がいっぱいになります。お勧めです。

香港空港に到着

LCCなのに、香港空港ではちゃんとボーディングブリッジにつけてくれました。ちなみに、同じLCCの香港エクスプレスは、いつも沖止めでターミナルまでバス移動です。

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降機したあとは、構内列車で入国手続のカウンターに向かいます。

 

香港から成田への帰路について

香港空港でのチェックインは第二ターミナル

ジェットスターは、香港国際空港の第二ターミナルでチェックインします。第二ターミナルは、エアポートエクスプレスの駅を挟んで第一ターミナルの反対側にあります。

エアポートエクスプレスが香港空港駅に着くと、車両の両側のドアが開きます。

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列車の進行方向に向かって左側が第一ターミナル、右側が第二ターミナルです。右側のドアからホームに出て、150mほど真っすぐ進むと自然に第二ターミナルの航空会社チェックインカウンターに到着します。

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往路の成田でのチェックインとは違い、機内持ち込み手荷物の計量はありませんでした。「預ける荷物はありますか?」と聞かれただけです。「ありません」と答えたら、それで終わりでした。

第二ターミナルでチェックインしてから搭乗まで

香港空港の第二ターミナルには、飛行機の搭乗口はありません。第二ターミナルでチェックインした後は、次の1または2のどちらかの流れになります。

1.第二ターミナルで出国手続をして、構内列車で第一ターミナルに移動

2.徒歩で第一ターミナルに移動してから、第一ターミナルで出国手続

1と2のどちらでもかまいません。どっちにしても最終的には第一ターミナルから飛行機に乗ることになります。したがって、「第二ターミナルでチェックインや出国手続をしたら、お土産の免税品はどこで買えばいいの?」という心配は無用です。

以下、1と2のそれぞれについて説明します。

第二ターミナルで出国手続をするなら

第二ターミナルで出国手続をするなら、航空会社カウンターでチェックインをした後、「離港(Departure)」と表示のあるエスカレーターで階下に降りると出国手続のゲートがあります。

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出国し、保安検査を受けたら、構内列車に乗車して第一ターミナルに移動します。構内列車を降りたところが、第一ターミナルの出国後のエリアです。

第一ターミナルに移動してから出国手続をするなら

第一ターミナルに移動して出国手続をするなら、フロア北端のセブンイレブンの前にあるエスカレーターを降ります。

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エスカレーターを降りたら、すぐ前の通路を直進し(上の写真の矢印)、突き当たりを左折すると第一ターミナルの到着階に着きます。そこからエスカレーターでワンフロア上がると出発階です。

出発階の一番奥に、「離港(Departure)」と表示のあるゲートが2つあります。出国手続と保安検査を受けて、搭乗口に進みます。

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お土産の免税品は第一ターミナルに移動してから

第二ターミナルには搭乗口がないため、免税品売り場はありません。お土産は第一ターミナルに移動してから買うことになります。第一ターミナルの出国後のエリアには、免税品ショップやレストラン、カフェが山ほどあります。

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出国手続や保安検査は混雑して時間がかかることがあります。早めに出国手続きを済ませましょう。

ジェットスターの搭乗口は便利な20番ゲートでした

ジェットスターの搭乗口は、一番手前の20番ゲートでした。こんなに便利な搭乗口から搭乗するのは初めてです。

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ANAやJALに搭乗するときは、いつも延々と続く通路を遠くまで歩きました。もと英国領の香港では、英連邦であるオーストラリアのジェットスターは優遇されているということでしょうか。

往路の成田空港とは違って、ちゃんとボーディングブリッジから搭乗します。

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飛行機はほぼ定時に出発し、ほぼ定時に成田に到着しました。

なんの滞りもなく成田香港を往復できました。これで8600円とは、まったく驚きです。ジェットスター、おすすめです。