ゆきみの旅

香港観光おすすめルート – スターフェリーとビクトリアピークへの行き方

      2017/09/14

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スターフェリーとビクトリアピークと言えば、香港観光の定番です。いまさら感もあるのですが、それでもあえてこの観光ルートを紹介しようと思ったのは、この2つを組み合わた便利なルートを見つけたからです。

香港が初めての方でも、3時間あれば、香港観光の王道とも言えるこの2箇所を無駄なく満喫できます。

香港お勧め観光ルート

九龍半島の尖沙咀からスターフェリーで対岸に渡り、ピークトラムでビクトリアピークに登る、という定番ルートの道案内です。

最短2時間で以下の観光ポイントを散策します。

  1. 尖沙咀の繁華街
  2. ネイザンロード
  3. 重慶マンション
  4. ペニンシュラホテル
  5. 高級ブランド街
  6. スターフェリー
  7. セントラルの高層ビル街(オフィス街)
  8. ビクトリアピーク

スターフェリーの乗船方法やビクトリアピークへの行き方も、あわせて説明します。

地下鉄の尖沙咀駅から出発します

尖沙咀から出発しましょう。地下鉄尖沙咀駅のE出口から地上に上がってください。E出口はペニンシュラホテルの最寄り出口です。「半島酒店」というのがペニンシュラホテルの中国語名です。

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地上に出たところが香港の目抜き通り「ネイザンロード」です。前方右側にペニンシュラホテルの外壁が見えます。

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これからそちらに向かって歩いていくのですが、その前にちょっと立ち止まって、左斜め後ろを振り返ってください。重慶大廈と書いてある人の出入りが多いビルが見えるはずです。

重慶マンションとネイザンロード

このビルが、悪名高い(笑)、香港一の、いや、世界一の安宿ビル「重慶大廈(重慶マンション)」です。

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内部には多くのゲストハウスが密集し、世界中の貧乏旅行者エコノミートラベラーが集まります。主にアジアや中東、アフリカの旅行者が多く、国籍不明の人々が激しく出入りしています。日本人のバックパッカーも多いです。ちなみに、わたしも何度か泊まりました。

もしも手持ちの香港ドルが足りなくなりそうなら、重慶大廈の1階の両替屋に寄っていきましょう。重慶大廈では、香港で最良のレートで外貨両替ができます。重慶大廈の両替所については、以前に記事にしたので参照してください。

香港の両替事情(重慶大廈など)

 

ペニンシュラホテルから海岸へ

さて、前方に向き直って、ペニンシュラホテル(The Peninsula Hong Kong)に向かいます。ペニンシュラホテルは1928年開業。香港を代表する高級ホテルです。

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時間とお金があれば、1階のカフェ「ザ・ロビー」で英国式アフタヌーンティーを楽しんでください。ティータイムは午後2時から6時まで。お値段はお一人様358HKD(約5500日本円)。優雅な香港のひとときを満喫できるはずです。ちなみに、わたしは未経験。

ペニンシュラホテルの見物が終わったら、ホテルの前にある横断歩道でSalisbury Road(梳士巴利道)を渡ります。前方のドームは香港太空館(宇宙博物館)のプラネタリウムです。

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プラネタリウムの左側を通って100メートルほど直進すると、海に突き当たります。海の向こうの高層ビルは香港島のオフィス街です。夜なら、一面の夜景が広がります。

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デジカメのパノラマ撮影機能を使ってパノラマ写真を撮ってみました。まさにこの景色を撮影するためにあるような機能ですね。

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海を左手にして、プロムナードを歩きます。朝夕はジョギングをしている人多数。途中で階段を上がると展望デッキです。

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九龍駅の時計台

5分ほど海に沿って進むと、右側に時計台、左にスターフェリーの埠頭が見えてきます。

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この時計台は、かつてここに鉄道駅(九龍駅)があったときに建てられました。来年で築100年を迎える由緒ある時計台です。九龍駅は1975年にホンハムに移設され、旧駅舎は撤去されましたが、時計台だけは解体を免れてここに残されました。

広東道のブランドショップ街

スターフェリーの乗り場を確認したあと、もし時間に余裕があれば、時計台の先にある横断歩道をわたって、広東道に寄ってみましょう。先ほどペニンシュラホテルの前で渡ったSalisbury Road(梳士巴利道)を、今度は海側から陸側に渡ります。

広東道は香港一の高級ブランド街です。エルメス、プラダ、シャネル、ブルガリ、カルチェ、グッチ、ティファニー、ルイヴィトン、ドルガバなど、誰でも知っている有名ブランドのショップが300メートルほどにわたって軒を並べます。

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この写真は開店前の朝に撮影したので人影がありませんが、開店時刻になると店の前に中国人旅行者の爆買いの行列ができます。地元の香港人は嫌がりますが、これもまた現在の香港の現状をあらわす光景です。

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広東道を散歩したら、スターフェリーの乗り場に戻ります。

ここまで歩いた道順を地図に落としてみました。

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ネイザンロードからペニンシュラホテルの前をとおり、海岸沿いを歩いて時計台へ、広東道のブランドショップ街を見物してスターフェリーのりばまで、およそ30分程度の散歩道です。

スターフェリー

スターフェリーは1888年に運行を開始した渡し船です。約100年間にわたり九龍半島と香港島の間の主要な交通手段でした。

1972年に海底トンネルが開通し、さらに1980年に地下鉄が海の下を通ったことにより、スターフェリーを通勤通学に利用する人は激減しました。

観光客にとってはかえって乗りやすくなったかもしれません。今は観光路線として大人気です。

1階席と2階席

スターフェリーは2階建てで、1階席と2階席があります。2階席の方がほんのちょっどだけ料金が高いのですが、せっかくだから眺めのよい2階席に乗りましょう。

チケット売り場や改札は1階席用と2階席用にわかれています。

2階席へは、下の写真の入口から入ります。「往中區上層入口」(To central upper deck entrance)と書いてあります。上層(upper deck)用の入口、という意味です。

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なお、1階席に乗りたいなら、上の写真の看板の数十メートル先の左側に、1階席用の入口があります。

2路線あるので乗り間違いに注意

スターフェリーは2路線あり、行き先が違います。行先によって乗り場が違います。

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下の写真を見てください。ここで、行き先によって左右に通路が分かれます。右が中環(セントラル)行き、左が湾仔行きです。ビクトリアピークに行くには、右の中環(セントラル)行きのフェリーに乗ります

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では、乗船しましょう

チケット代わりのトークン(コイン状の丸いプラスチック)を自動販売機で買います。料金は平日と週末で違いますが、いずれにしても安いです。週末でも3.4HKD(日本円で50円程度)です。

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スターフェリーは、十数分に一便、運行しています。詳しくはスターフェリーの公式サイトを参照してください。時刻表もあります。

天星小輪有限公司

自動改札を通り、スターフェリーに乗船します。2階席は木造の内装で雰囲気があります。窓が広く、開放感があり、眺めも最高です。

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でも実は、スターフェリーは乗るより外から見る方が面白いんですよね。

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数分で、対岸の香港島に到着します。

 

ビクトリアピークへの行き方

スターフェリーを中環(セントラル)の港で降りたら、次はビクトリアピークに行くために、バスでケーブルカーの駅まで移動します。バスのりばは、スターフェリー埠頭の目の前です。以下、道順を説明します。

セントラルからバスでトラム乗り場へ

セントラル(中環)で船を降りたら、ターミナル内のスターバックスを背にして右手にある階段を降ります。

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階段を降りた先に赤いタクシーが客待ちをしているのが見えるはずです。ちなみに、ここからタクシーでビクトリアピークまでは約80HKD(約1100円)、20分程度で行けます。

三人でタクシーに乗れば、バスとケーブルカーを乗り継ぐよりも交通費は安いです。でも、「ケーブルカーでビクトリアピークにのぼる」ということ自体が楽しいので、わたしのおすすめは、やっぱりケーブルカーです。

タクシー乗り場の30メートルほど先にバスターミナルがあります。バスターミナルの一番手前の乗り場(Dのりば)が、ケーブルカー駅行きのバス(15C系統)の乗り場です。バス停の上にケーブルカーのイラストが書いてあります。

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バスの運行時刻は朝10時から夜23時40分まで。観光客用に運行しているバスなので始発は遅く、朝10時からです。運行間隔はほぼ15分に一本。土日は10分に一本になります。ケーブルカー乗り場までの所要時間は約8分です。料金は4.2HKDで、お釣りはでません。

追記:小銭を持ち歩かなくて済むように、香港に着いたらオクトパスカード(日本のSuicaのようなタッチ式プリペイドカード)を買っておくことをおすすめします。バスや地下鉄はもちろん、スターフェリーやピークトラムもタッチだけで乗れます。オクトパスカードについては、この記事の最後に詳しく説明します。

追記その2:地下鉄の中環(セントラル)駅やエアポートエクスプレスの香港駅からこのバス停へは、徒歩8分程度です。地下駅構内の「A出口」の標識に従って進み、長いエスカレーターをあがり、さらにもうひとつエスカレーターを上がって右側をみると、バスターミナルへの連絡橋があります。)

15Cのバスを終点で降りると、目の前がビクトリアピークへのケーブルカー(ピークトラム)の駅です。ピークトラムは、1888年にイギリス人が建設したケーブルカーです。363mの高低差を約10分で登ります。

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地下鉄の駅からピークトラムの駅まで徒歩で行けないことはありませんが、中環からも金鐘からも数百メートル離れています。地図はこちら。

 

ピークトラムで山頂へ

ピークトラムのチケットは窓口で買います。ここはいつも行列しています。料金は片道28HKD、往復40HKDです。

2両編成の小さい列車です。急な斜面を登る列車なので、立ち乗りはできません。座席が埋まると次の便に回されます。週末はホームで少し待つことになるかも知れません。

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おすすめは、進行方向に向かって右側の席です。

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傾斜はかなり急で、背中が背もたれに押し付けられます。最大斜度は27度とのこと。高度があがるにつれて、右側の車窓からは高層ビル街や海が見えます。

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ビクトリアピーク

山の上には、大きな商業施設(ピークタワー)が建っています。下の写真がそうです。ピークタワーの屋上は有料の展望台になっています。建物内には、カフェやレストラン、コンビニなど飲食店が多数あるほか、雑貨店やマダムタッソーの蝋人形館まであります。

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わたしのお勧めは、このビルのなかのPACIFIC COFFEEです。店内からのこの眺望を見てください。

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夜なら、鳥肌が立つような夜景を見ながらコーヒーを飲めます。料金は高くなく、カフェラテが36HKD(日本円で約550円)程度。パシフィックコーヒーは香港の市街地や空港でよく見かけるチェーン店です。他の支店と変らない料金でここにも出店しています。

なお、飲食店がある場所は、ビクトリアピークの最高地点ではありません。少し離れた山頂までは高級住宅地が続いており、徒歩またはタクシーでマウント・オースティン・ロードを上がっていくと、ヴィクトリア・ピーク・ガーデン(山頂公園)に着きます。

バスや徒歩、タクシーでもOKです

ビクトリアピークを満喫したら、帰路もケーブルカーで降りるのが普通ですが、徒歩で降りて行く元気な人もいるようです。

徒歩で帰るなら

徒歩の場合は、途中まで歩行者専用の登山道があります。地図はこちら。ビクトリアピークから中環駅まで2.7㎞です。

 

バスは混みます

山の上にはバスターミナルがあり、バスで山を降りることもできます。銅羅湾や湾仔へは路線バス(15B系統)があり、中環(セントラル)へはミニバスがあります。ただし、路線バスは本数が少なく、ミニバスはすぐ満員になってなかなか乗れないので、いずれにしてもかなり並んで待つ必要があります。

タクシーのりば

バスターミナル内にはタクシーのりばがあります。ビクトリアピークから各地への料金の目安が掲示してあったので、参考までに掲載します。

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写真が不鮮明なので、一部を書き出しておきます。

地下鉄金鐘駅 65HKD
地下鉄中環(セントラル)駅 75HKD
銅羅湾ショッピングエリア 95HKD
紅磡(ホンハム)駅 125HKD
尖沙咀(中港城) 140HKD
香港ディズニーランド 265HKD

 

海底トンネルを通って九龍半島まで行っても百数十HKDですから、それほど高くないですね。エアポートエクスプレスの香港駅までは、地下鉄中環駅までと同じ75HKDです(2つの駅は隣接しています)。
所要時間の目安は中環駅まで15分、尖沙咀までなら45分とのこと。

 

費用(交通費)

この記事で紹介したルートの交通費は以下の通りです。

  • スターフェリー 3.4HKD(週末料金)
  • バス 4.2HKD
  • ピークトラム往復 40HKD

合計47.6HKD(約730円)

オクトパスカード(八達通)について

香港の街を個人で移動するなら、オクトパスカード(八達通)を持っていると非常に便利です。香港人はほぼ全員がこのカードを使って交通機関を利用します。便利なうえ、現金より割引で乗車できるからです。バス、地下鉄、香港名物のトラム(2階建て路面電車)でも使えますよ。

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オクトパスカード(八達通)は、空港または地下鉄駅で購入できます。
プリペイド式で、最初に150HKDを払います。うち50HKDはカードの保証金なので、100HKDの料金がチャージされています。残額がなくなったら、地下鉄駅やコンビニ(セブンイレブンやサークルK)で50HKD単位でチャージできます。

香港を離れるときは、空港内のカウンターで残額と保証金の払い戻しができます。利用開始から90日以内の払い戻しには9HKDの手数料がかかりますが、割引料金で地下鉄に乗車できるので、その程度のもとはとれます。

空港内の販売所(払戻所)は、第一ターミナル到着階のB出口の前にある円形のカウンターです。下の写真を参照してください。営業時間は朝6時から深夜0時です。

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カードを購入するときは「オクトパスカード、プリーズ」

払い戻しのときは「リファウンド、プリーズ」

と告げればOKです。

Have a nice trip!

 - 香港 観光

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