香港空港は24時間営業。夜明かしも安全です。
香港空港で夜明かしする人のために、仮眠をとれる場所を探してみました。
一番快適に過ごせるのはもちろんラウンジですが、この記事では誰でも無料で居座れる場所を探してみました。
第2ターミナル
第2ターミナルは、下の写真のように肘掛けで区分けされているベンチが多いです。寝そべることはできません。
中国内地行きバスターミナルがある階の、バス会社カウンター前、案内所の後ろあたりに、3つ繋がりのベンチが少しだけあります。
第1ターミナル(到着階ロビー)
第1ターミナルには、出発階ロビーと到着階ロビーにベンチがあります。 出発階ロビーのベンチは肘掛けがあるので、横になるのは難しいです。
到着階ロビーには、数種類のベンチがあります。 肘掛けがじゃまなタイプのベンチが多いのですが、よく探せば横になれる形状のベンチが見つかります。 これは3連タイプ。 多少膝を曲げれば横になれます。 到着階ロビーの北端付近に、普通のタイプのベンチに混ざって4つあります。スタバの近くです。
これは4連タイプ。 これなら伸び伸び眠れます。 到着ロビー中央付近のマクドナルドの左手、エアポートエクスプレス乗り場への連絡通路の横に、いくつかあります。
硬くて寝心地は悪そうですが、こういうベンチもあります。 長身の方でものびのび眠れそうです。到着階の北端、スタバ横のエスカレーターの右側にあります。
出発用制限エリア内での夜明かし
香港空港の出発用制限エリア内には多くのベンチがあり、24時間営業している飲食店(マクドナルト、味千ラーメン、中華ファーストフードの店)もあります。早朝便に乗る人たちが沢山夜明かししているので、安全に過ごせると思います。
無料のインターネット端末や、充電用コンセントもたくさんあります。
到着用制限エリア内での夜明かし
さらに香港空港には、到着用制限エリア内にも飲食店やベンチがあります。
日本の羽田空港や成田空港だと到着用制限エリア内には通路とトイレしかないですが、香港空港の制限エリアには免税店やベンチ、カフェ(7:00~23:00)、軽食店(6:45~22:30)、マカオや珠海へのフェリーのチケット売り場など、いろいろな施設があります。
深夜に到着したあと、香港への入国手続をせずにこの制限エリアで夜明かししている人も結構います。 到着用制限エリア内のベンチは、イミグレ手前の左右にそれぞれ固まって設置されています。フェリーチケットカウンターの前あたりです。 多くのベンチは1席分または2席分ごとに肘掛けで区分けされていますが、まれに3連タイプや5連タイプがあります。運よくそこがあいていると、体を横にして休めます。
ベンチの多くは、こういう「2+1」式のものです。 ここで寝るのはちょっとつらいです。
こちらは3連タイプです。 これならぐっすり眠れます。 さらに、5連タイプのベンチもあります(夜明かし中の人が寝ていたので、写真は撮れませんでした)。
制限エリア内のベンチには旅客用の電源が用意されています。 英国式コンセントのほか、USB用の充電ソケットがついているので、USBケーブルを持っていれば直接つないで携帯電話やタブレットPCを充電できます。
だいたいこんな感じなので、香港空港についたら構内をぶらぶら探してみてください。