羽田空港国際線ターミナルで夜明かししました
羽田空港の新しい国際線ターミナルビルは24時間営業です。
しかし、路線バスが終夜運行する香港空港などとは違い、羽田空港の交通機関は24時間運行しているわけではありません。深夜から早朝にかけての羽田空港は、陸の孤島になります。
このため、深夜便で羽田に着いた人や、早朝便で羽田を立つ人のなかには、空港で夜明かししている人が結構います。 ユキミも、深夜0時過ぎにアジア方面から羽田空港に着いたあと、帰宅手段がなく、国際線ターミナルビルで夜明かししたことがあります。 以下、その日の様子を書き留めます。
1階フロア
羽田空港国際線ターミナル1階(エントランスプラザ)には、コンビニ「ローソン」があります。ローソンから近い場所にはベンチが多数ならんでおり、深夜でもかなりの人がいます。
暗くてわかりにくいですが、写真左手に写っているベンチは、夜明かしの人でほぼ埋まっています。
深夜・早朝の1階の照明は他の階より暗く、本を読むのは無理です。 この時間に空港に出入りする旅客はほとんどいないため、エントランスの電気を明々と点灯しておくのは無駄遣いなんでしょうね。
ローソンは普通のローソンです。平均的な店舗よりもやや広めだと思います。 品揃えは街のローソンと同じです。食べ物も、コンビニ弁当やサンドイッチ、おにぎりなど、各種あります。 コピー、FAX、写真プリント機、銀行ATMも、街のローソンと同等のものが置いてあります。
飲料の自動販売機です。価格は街の自動販売機と同じです。 国際線ターミナルの非制限区域で自動販売機が設置されているのは、こことあとは5階です。
どこの階も満席だったパソコンコーナーは、この階だけ空席がありました。 ただし、この写真を撮ったのは早朝4時くらいです。もう少し早い時間だと多分満席です。
インフォメーションセンターは24時間営業で、女性職員がおひとり常駐していました。
深夜1時~4時頃の時間帯になると、機械を使った清掃が入ります。 さほど騒々しくはありませんので、作業中でも横のベンチで眠れます。
午前2時台の車道には、タクシーが1台しかいませんでした。なんだか寒々としています。 朝4時になるとシンガポールエアラインや大韓航空の早朝便のチェックインが始まるので、3時半を過ぎた頃にはタクシーや自家用車がちらほら現れます。
エスカレーターは自動制御の終夜運転です。人が来るとおもむろに動き始めるやつです。 2階以上のフロアのほうが照明が明るいので、上がってみます。