深夜の羽田空港国際線ターミナルビルで電源を探してみました
羽田空港の国際線ターミナルビルで電源が使える場所を探してみました。 昼間ならば、ファーストフードやその他の飲食店で電源使用可のところがあります。
この記事で想定しているのは、そういった店舗が営業していない深夜や早朝に、羽田空港で携帯電話のバッテリーが充電切れになった、という状況です。
フロアのコンセント
羽田空港国際線ターミナルの各階フロアの壁にはたくさんのコンセントがついていますが、家庭用のコンセントプラグが挿さる形状ではありません。3つの電極が円形に並ぶ特殊なものです。電圧もわからないので、手持ちの電子機器のプラグを挿すのは無理です。
日本の一般的なコンセントの形状は「A型」というピンが平行に2つ並んだものですが、羽田空港内の公共エリアにはこの「A型」のコンセントは殆どありません。
PCコーナー
国際線ターミナルビルの1階から3階にはパソコンコーナーがあり、そこにはパソコン用の電源(A型コンセント)があります。ただし、いつ行っても先客がいます。
深夜・早朝でも夜明かし組の人で埋まっています。 稀に人がいなくてラッキーと思っても、近寄ってみると誰かのスマートフォンの充電器が挿してあります。
4階のモスカフェとカフェテリア
4階(レストラン階)のはじっこにあるモスカフェ、吉野家、カフェテリアは24時間営業です。このうち、モスカフェとカフェテリアは、カウンター席に電源があります。数が多いのはカフェテリアです。
それ以外の場所のコンセント
深夜便の出発待ちの時間つぶしに国際線ターミナルを歩きまわって見つけた「A型」のコンセント(つまり普通のコンセント)のある場所は下の4箇所です。旅行者が勝手に使って良いものかどうかはわかりません。自己責任でお願いします m(_ _ )m
なお、写真が暗い理由は、深夜なのでターミナルビルの照明が落とされているからです。
3階
3階情報コーナー内。 左側ショーウインドー付近。 この情報コーナーは、24時間開いています。
ショーウインドー奥の壁面にA型のコンセントがあります。
Bカウンタ奥の「ANA Festa」の向かって右側の柱。 昼間は隣の店舗が営業しているので、この電源を利用するにはかなりの鈍感力が必要でしょう。
コンセントは2つあり、うち1つは使用中でした。
Cカウンタ奥のトイレ通路にある公衆電話の下にもコンセントがありました。 この場所であれば、短時間の充電くらいなら昼間でも使えそうです。
2階
2階ロビーのカフェ(23:00で閉店)の右側壁面。 カフェの位置は、24時間営業のPistaや有料シャワールームの反対側です。
すぐ前にベンチがあるので、座って充電器を監視できます。
各階共通
授乳室(ペビールーム)の中にはコンセントが設置されています。 ベビールームは各階ごとに数カ所あり、深夜や早朝なら常に空いています。
入口から見える位置に2箇所ありました。 ここまで紹介した電源コンセントの中で、明確に旅行者のために設置されているのはここだけです。充電器を差し込んで、入口前の壁にもたれて監視しつつ、お母さんがやってきたら遠慮する、という感じでしょうか。
制限エリア(出国後のエリア)
制限エリア(出国後のエリア)には旅客用の電源がたくさんあります。
充電コーナー
南北それぞれ一か所ずつ、A型コンセントとUSBケーブル用の充電差し込み口がセットになった充電コーナーがあります。USBケーブルをそのまま差し込んでスマートフォンやデジカメの充電ができます。USB電源の最大電流は2Aで、急速充電にも対応しています。
フードコート
104番乗り場の前にあるフードコートは、カウンター席に多数のコンセントがあります。数十個ずらっとならんでいます。飲食しながら充電やパソコンの使用が可能です。
フードコートが営業していない時間帯でも電源は使用可能です。
パソコンコーナー
出国後のエリアにもパソコンコーナーが数か所あり、そこにはパソコン用の電源があります。時間帯にもよりますが、比較的空いている可能性が高いです。