台北の安宿を紹介します
初めてのドミトリーは不安でしたが・・・
台北のホテルは高いので、旅費節約のためにドミトリー形式の安宿に泊まりました。はじめてのドミトリーだったので不安があったのですが、快適に泊まることができました。価格も2000円以下と格安だったので、満足です。
今回の宿は台北駅や西門駅から徒歩圏のBackpacaker’s innというゲストハウス。台北に数ある安宿のなかでここを選んだ理由は、ひとえに、
「各ベッドにカーテンが付いている」
という点。
カーテンを閉めればプライバシーは守られ、ドミトリーというよりカプセルホテルのようです。
ただし、プライバシーが確保できるということは、言葉を換えれば他の宿泊者との接点が少ないということです。同室に泊まった人たちの顔も知らないままでした。他の旅行者との交流を楽しみたい人には向きません。
以下、台北の快適な安宿、Backpacker’s innを詳しく紹介します。
室内、ベッドの様子
ベッドは上下2段です。通路側にはカーテンがあり、また、隣のベッドとの間は高さ80センチ程度のベニヤ板で区切られていて、独立したパーソナルスペースが確保されています。
各ベッドの枕の上には各人用の蛍光灯があり、夜中でも他人に迷惑をかけずに本を読めます。蛍光灯のスイッチの横にコンセントが1つあります。日本のコンセントがそのまま差し込める形式です。
ロッカーは、普通サイズのデイパックが4つ入るくらいの大型で、電子ロックが付いています。
チェックインは午後4時から、チェックアウトは正午まで。
ドミトリーの部屋は2階から5階にあり、男性専用、女性専用、男女混合の3タイプから選べます。予約のときにいずれかを指定します。
トイレとシャワールーム
各階にトイレとシャワーブースがあります。シャワーブースは各階4つですが、混んでいる様子はありませんでした。普通に清潔です。シャンプー、ボディソープは備え付けがあります。
その他の設備
全館にWifiが入っています。宿泊者は無料で使えます。速度は十分です。
ロビーには自動のコーヒーマシーンがあり、宿泊者は24時間無料でレギュラーコーヒー、エスプレッソ、ミルクティーを飲めます。その横には自由に使えるパソコンが2台並んでいます。
洗濯機は1回50台湾ドル。乾燥機はいくらだったか忘れましたが、みなさん乾燥機ではなくベランダで日干しにしていたようでした。
7階にはラウンジとレストランがあります。宿泊者が自由に使える電子レンジやオーブントースターも用意されています。
ラウンジには大型テレビ。
レストランでは朝食を50台湾ドルで食べれます。トーストやベーコンなど洋風の朝食なので、ここで朝食を食べているのは欧米人ばかり。アジア系の人は一人もいませんでした。
フロントでハンガーと耳栓を無料で貸しだしています。タオルやスリッパは有料で販売しています。紙スリッパ10台湾ドル、歯ブラシ10台湾ドルなど。下の写真は価格表です。
Backpacker’s innの周辺環境
交通アクセス
Backpacker’s innは、台北駅から徒歩8分程度、地下鉄の西門駅からなら徒歩12分程度、台大病院駅からは3分程度です。
わたしは台北駅から歩きました。
台北駅の正面から外にでると、道路を挟んだ向かい側の右手に三越(新光三越百貨)があります。三越の向かって右側の道を直進します。
数百メートル先で、国立博物館に突き当たります。
突き当たったら右折して100メートル。続いて左折して100メートル。その右側にあります。入り口の看板には「青年旅舎」と書いてあります。
台北駅から宿まで、徒歩10分弱程度です。
宿の前は広い公園(228公園)になっていて、7階のルーフガーデンから見ると、一面の緑です。
一番近い地下鉄駅「台大病院駅」からは、この公園の中を突っ切って3分程度です。
周辺の飲食店
徒歩5分圏内にスターバックスが2件、24時間営業のマクドナルド、吉野家もあります。その他、ローカルの飲食店は周囲にいくらでもあります。
コンビニは、セブン-イレブン、ファミリーマートなど数件ありました。
この安宿のいいところは、1に交通の便、2にパーソナルスペースが確保されていること。3に全体に清潔で、管理が行き届いていること。
さらに値段も2000円以下と格安なので、おすすめする次第です。
台湾総統府まで徒歩10分
このあたりにある有名観光地は、何と言っても台湾総統府。日本統治時代の台湾総督府の建物が使われていて、日本人に人気の観光スポットです。バックパッカーズインから徒歩圏内です。
総統府の内部を見学できるのは午前中のみです。バックパッカーズインは12時までにチェックアウトすれば良いので、午前中に宿に荷物を置いたまま歩いて見学に行けます。