台北のサウナに宿泊しました

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台北のサウナに宿泊してみました。台湾も台北あたりだとホテル代も高いです。寝るだけでいいなら、24時間営業のサウナに泊まると旅費が節約できます。

台北にはドミトリー式のゲストハウスがたくさんありますが、ここで紹介する2つのサウナは、ちゃんとした睡眠室に2段ベッドが何十台も並んでいるので、寝台の条件としてはドミトリーと変わりません。

そのうえサウナには大浴場もあり、タオルや歯ブラシ、剃刀などのアメニティーは無料です。休憩室では食事もできます。ゲストハウスより快適に過ごせます。

ちなみに、サウナのことを中国本土では「桑掌」と表記しますが、台湾では「三温暖」と表記します。どちらもSaunaの音訳(漢字による当て字)です。
あえてカタカナ読みすると、「桑掌」は「サンナ」、「三温暖」は「サン・ウェン・ヌァン」という響きになります。

 

金年華サウナ(金年華三温暖)

日本人に最も知られている台湾のサウナは、台北駅から近い林森北路の金年華サウナ(現地語表記は金年華三温暖)です。

金年華サウナの場所・行き方

林森北路を挟んで東西に広がる路地は、台北の歌舞伎町と呼ばれる夜の繁華街です。日本人向けのクラブやスナックが軒を並べ、この街を歩いていると台湾にいる気がしません。

その中に立地する金年華サウナは、日本人の利用者も多い有名サウナです。

地図で場所を示すとこうなります。

 

Googleストリートビューによる周辺写真は下のリンクからどうぞ。

Google Maps
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台北駅から金年華サウナまで徒歩10分です。徒歩でのルートは、

  1. 地下鉄台北駅の2番出口を出て市民大道を右方向へ150m。
  2. 中山北路との交差点を左折して150m。
  3. 角に派出所のある交差点を右折して長安東路を100m。
  4. 角に吉野屋のある交差点を左折して天津街を80m。その左側にあります。

タクシーで行くなら、「天津街 金年華三温暖」とメモに書いて見せればわかるはずです。台北駅からほぼワンメーターで行けると思います。

店の前に「金年華三温暖」という大きな看板が出ているので見つけるのは簡単です。ビルの地下1階がサウナになっていて、階段を下ったところにフロントがあります。

 

金年華サウナの利用方法

階段を下りてフロントに行くと、こちらが何か言うまえに一方的にロッカーの鍵を差し出されます。
「しぇーしぇー」(ありがとね)
と言って受け取って、右手にあるロッカー室に進めばOKです。料金は後払いです。500台湾ドルで12時間滞在できます。

ロッカーは縦長で、上着をハンガーに掛けた状態で入れることができます。服を脱いだら、浴場に進みます。
あとで物を取りに戻ってこれるので、とりあえず携帯電話はロッカーに入れて置いておいて大丈夫です。

浴場には、広い浴槽が何種類もあります。ミルク風呂、温水風呂、冷水風呂。冷水風呂は冷たすぎるので要注意。サウナはドライサウナとスチームサウナの2つ。あまり混んでいないので、ゆっくりくつろげます。

シェーバー、歯ブラシ、タオルは無料です。

入浴が済んだら室内着を羽織って休憩室に進みます。休憩室には4人がけのテーブル席が15卓ほど並んでいます。ここで食事もできますし、ビールも飲めます。ビールは80台湾ドル。

飲み物や食べ物のメニューは、中国語と日本語が併記されています。

食事はオムライスやチャーハンなどの簡単なものなら160台湾ドル程度で、日本のファミレス程度の料金でした。休憩室で飲食をしたときは退出時に別途清算します。

無料の飲み物も用意されています(無料ドリンクは、コーラ、スプライト、麦茶、紅茶(冷)などがありました)。

館内は禁煙ですが、たばこを吸いたい人のために小さなガラス張りの喫煙スペースがあります。

無料のWifi電波が飛んでいるので、スマホを持ち込めば休憩室でネットができます。壁にコンセントがあり、携帯電話の充電ができます。コンセントは日本のプラグをそのまま差しこめる形状です。

部屋の奥の棚には雑誌や新聞が何種類もならんでいます。日本語の朝日新聞も置いてありました。ちゃんと当日の新聞でした。

休憩室にいると、特殊マッサージの勧誘があります。値段は4200台湾ドルとのこと。わたしの目の前で、日本人2人組(上司と若い部下の組み合わせ風)が勧誘に応じて奥に消えていきました。1時間ほどして休憩室に戻ってきたお二人は、満足そうな顔をしておられました。

 

金年華サウナの睡眠室

休憩室の奥には、睡眠室が3つあります。

睡眠室には、二段ベッドが20台くらいと、フルフラットになるリクライニングチェアが80台くらい設置されています。どちらも十分、普通に眠れる設備だと思います。

ただし、音に敏感な方は、途中で目覚めることもあるかもしれません。というのは、休憩室の床は板張りになっていて、足音がかなり響くのです。かかと歩きをする人が多いので、「バン、バン、バン」という音が結構響きます。

林森北路という繁華街にあるため、金年華サウナは深夜の入場客が多いです。酔っているせいか、歩き方が雑です。

静かな環境で眠りたい方は、後述の亜太サウナに宿泊するほうがよいかも知れません。

 

亜太サウナ (亜太三温暖)

亜太サウナも、日本人の利用が多いサウナです。

亜太サウナの場所・地図

亜太サウナは、台北の中心街にある「微風南京」という大型商業施設に入居しています。「南京」という名前は、この施設が南京路にあることに由来します。

Googleマップで見ると、MOMO百貨(閉鎖)となっています。これは地図が古いからで、現在は上述の通り「微風南京」として新装開店済みです。

新しく開通した地下鉄松山線の駅が、徒歩3分ほどのところにできました。駅名は「台北小巨蛋」(台北アリーナ)。

台北小巨蛋駅の2番出口から地上に上がると、目の前に台北アリーナの大きなドームが見えます。そのドームから交差点の対角線上にある丸っこいビルが「微風南京」。亜太サウナは、微風南京の15階にあります。

ビルの外観はストリートビューで確認できます。

Momo
★★★★☆ · デパート · DunHua N Rd

ビルの前に、亜太サウナの大きな看板がでています。日本語でも「サウナ」と書いてあります。

yataisauna

 

亜太サウナの利用方法

エレベーターで15階に上がると、目の前にサウナのフロントがあります。料金は後払いなので、入るときはロッカーの鍵を受け取るだけです。

フロントの横で靴を預けて、ロッカールームに進みます。ロッカーは自分が持っている鍵と従業員が管理している鍵の2重ロックになっています。

服を脱いだら浴場に進みます。浴場の入り口に歯ブラシやシェーバーが置いてあり、自由に取ることができます。

浴場はとても広く、特に冷水風呂は泳げるくらいの広さがあります。深さも1メートル程度あり、入浴には深すぎます。ほとんどプールです。

サウナはスチームサウナと普通のサウナが一つづつあります。スチームサウナはあまりにもスチームが濃く、自分の手が見えないほどです。人にぶつからないよう、手さぐり状態で使いました。

浴室の先に、とても広い休憩室があります。4人用のテーブルが50卓くらい並んでいます。金年華サウナの休憩室の数倍の広さがあります。
タバコを吸いたい人は、端っこに喫煙コーナーがあります。

休憩室では食事や飲み物を注文することができます。ビールが80台湾ドルでした。無料の飲み物もあります(コーラ、オレンジジュース、スプライト、麦茶、などが無料でした)。
麺類やチャーハンなどは200台湾ドル程度(760円程度)でした。

自由に閲覧できる雑誌や新聞が多数ありますが、日本語のものはありませんでした。

休憩室には無料で使えるWifiの電波が飛んでいます。客の中にはノートパソコンを持ち込んでネット動画を見ている人もいました。

インターネットにつながったパソコンが3台設置されていて、自由に使えます。ただし、日本語入力はできません。Google日本語入力をダウンロードしてインストールしようとしましたが、OSが古いWindowsXPであるせいか、できませんでした。

金年華サウナと同様、休憩室にいると女性の従業員が特殊マッサージのセールスにやってきます。4200台湾ドルとのことです。しつこくはなく、一度断ると、それ以上は誘ってきません。

 

亜太サウナの睡眠室

休憩室から階段でワンフロア上の16階に上がったところが睡眠室です。

亜太サウナの睡眠室は広大です。二段ベッドが100台近くありました。フルフラットになるリクライニングチェアも50台くらいあったと思います。

わたしが止まった日はガラガラで、まわりに人がいないので、とにかく静かでした。二段ベッド15台分くらい、つまり30人分くらいの空間を独占して、朝までぐっすり眠りました。これなら、ゲストハウスのドミトリーに泊まるより快適です。

 

亜太サウナの料金

亜太サウナは時間制で、滞在12時間までは600台湾ドルです。ただし、実際には、精算時に700台湾ドルを請求されます。この100台湾ドルの差は何かと思って伝票を見せてもらったら、「擦靴費 100」と書いてありました。

擦靴費というのは、日本語にすると「靴磨き料」。そんなの頼んでいないのになあ、と思いましたが、全部の客に請求しているということなので、おとなしく払いました。

 

安眠重視なら、亜太サウナがおすすめ

以上、台北の2つのサウナに宿泊してみましたが、静かなところでぐっすり眠れるという点では、亜太サウナの方が圧倒的に上だと思いました。理由は、

  1. 飲み屋街から遠いので、深夜の入場客が少なく、すいている。
  2. 睡眠室と休憩室が別フロアのため、休憩室の騒音が聞こえてこない。
  3. とにかく広いので、他の人と間隔を置いて眠れる。
  4. 板床ではなくコンクリの床に二段ベッドを置いているので、人の足音が響かない。ちなみに金年華サウナの床は板張りなので、一晩中ドン、ガン、バンと響きまくりです。

あとは、値段ですが、金年華サウナの500台湾ドルに対して、亜太サウナは「靴磨き料」を含めて合計700台湾ドル。日本円にすると、1880円と2630円で、結構な差があります。

個人的には、安眠環境という点で、この価格差程度のアドバンテージは十分にあったと思うので、次にまた泊まるなら亜太サウナを選ぶと思います。