マカオのサウナに宿泊してみました

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マカオのサウナは宿泊のみでも利用可能

マカオのサウナは、入浴と宿泊のみの利用もできます。夜に入場すれば朝まで滞在可能で、サウナ内での食事や飲み物は原則無料です。ホテル代高騰のおり、使いようによっては利用価値大です。

今回はマカオのBOSSサウナに泊まってみたので、レポートしたいと思います。

なお、BOSSサウナの現地語表記は「波士芬蘭浴」です。「波士」はBOSS(ボス)の音訳。「芬蘭浴」は「フィンランド風呂」という意味で、サウナのことです。

中国語圏では一般にサウナのことを「桑拿」(発音はSang Na)と表記しますが、店によっては、ここのように「芬蘭浴」を使います。

BOSSサウナ(波士芬蘭浴)の場所

BOSSサウナはマカオ半島の繁華街にあります。

観光客におなじみのリスボアホテルやグランドリスボアからは至近です。世界遺産の「聖ポール天主堂」や「セナド広場」があるマカオ歴史地区へも、徒歩で行けます。詳細は下の地図のとおりです。

近隣拡大図を作ってみました。

BOSSサウナは、「中華広場」という立派な高層オフィスビルの最上階にあります。このビルの敷地は3角形になっていて、その尖った先っぽのところ(下の写真の手前の部分)にボスサウナ専用エレベーターがあります。

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1階のエレベーター前に案内の男性スタッフが常駐しているので、すぐにわかりました。専用エレベーターは22階まで直行です。シースルーなので、マカオの街並みを眺めながら最上階まで上がります。

BOSSサウナ

22階でエレベーターを降りると、目の前にフロントがあります。料金は後払い(チェックアウト時に清算)です。コースの選択は中に入ってからするので、チェックイン時にフロントですることは何もありません。一応料金の確認だけして、そのまま右手のロッカールームに進みます。荷物はデイパック程度ならロッカーに入ります。

服を脱いで、シャワーを浴びて、館内着に着替えて、そのまま休憩室に行くもよし、展望大浴場でマカオの景色(夜なら輝く夜景)を眺めながら湯船に浸かるもよし。なんとサウナ室も外壁側がガラス張りで、広々とした景色が目前に広がります。

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休憩室

休憩室はリクライニングチェア席とテーブル席の2つの区画にわかれています。食事をするならテーブル席で。飲み物も食べ物も無制限で無料です。メニューについては後述します。

リクライニングチェアでは別料金(200HKD前後)で簡易なマッサージを受けることができますが、見た感じ素人ぽい手つきで、あまり上手ではなさそうです。
マッサージ担当の女の子が休憩室に数人待機しており、客が少ない時間帯だと手持無沙汰なので向こうからセールスにやってきます。次々に「マッサージはいかがですか?」と言ってきますが、適当にあしらっているとそのうち寄ってこなくなります。

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BOSSサウナには、18サウナやリオスパのようなショータイムはなく、休憩室は日本のスーパー銭湯の休憩室にも似た地味な空間です。娯楽と言えるものは壁面の液晶テレビだけ。良く言えば素朴でアットホーム、悪く言えば面白くも何ともないです。

休憩室にはWifiが入っており、自分のスマートフォンを持ち込んでネットができます。回線速度は結構速いです。時間つぶしの手段はこれぐらいです。

仮眠室

睡眠は、休憩室のリクライニングチェアのほか、2段ベッドの本格的な睡眠室もあります。どちらも無料で利用できます。下の写真はデジカメで増光しているので明るく見えますが、実際はもっと真っ暗です。

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幅が狭くて窮屈ですが、暗くて静かなので、わりとちゃんと眠れます。

以前18サウナに泊まったときは宿泊する人が多く、睡眠区のベッドは早い者勝ちでしたが、BOSSサウナの睡眠室はガラガラでした。

食事と飲み物

食事は無料です。24時間いつでも注文できます。

中国の街の食堂にあるメニューは大体あります。麺類、ご飯類、定食類、サンドイッチ類など、選り取り見取りで、50種類以上あります。注文すると奥の厨房で作って、アツアツを持ってきてくれます。味は、まあまあ許容範囲です。

飲み物は、オレンジやアップルの生ジュース、コーヒー、紅茶、ミルクなど各種あります。ただし、アルコール類は一切ありません。持ち込みも不可です(もしもサウナの後のビールを楽しみたいなら、18サウナなら別料金でビールを注文できます)。

プリンなどのスイーツや、スイカ、メロン、オレンジなどのフルーツ類も注文できます。新鮮で美味しいです。

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喫煙、電源、日本語

サウナの施設内は全面禁煙です。マカオは2015年1月1日から法律が変わり公共施設内(サウナ、レストラン、バーなど)は全面禁煙になりました。喫煙室もありません。違反すると罰金です。タバコ好きの方はつらいかも。

BOSSサウナには、日本語を話せるスタッフはいません。店内の食事メニュー等は中国語と英語表記です(ちなみに日本人に一番人気の18サウナなら、メニューは日本語併記です)。

店内の電源は自由に使わせてもらえますが、プラグの形状は日本とは違い、丸ピンです。携帯電話やスマートフォンの充電をしたいなら、自分で変換プラグを用意する必要があります。

マカオのコンセントは、英国式のBF・BSタイプと、ヨーロッパ式のCタイプが混在しています。マカオに数日いる予定なら、複数タイプに対応できるマルチアダプターを用意することをおすすめします。

また、マカオの電圧は220Vなので、日本国内の100V専用の充電器をそのまま差すと煙が出て壊れます。240Vまで対応している海外対応の充電器が必要です。対応電圧はお手持ちの充電器に明記してあるはずです。

 

BOSSサウナの各コースと料金

サウナでのサービス内容と料金は選択したコースにより異なります。コースは色々ありますが、覚えておくとよい言葉は「浄桑拿」と「上海式」と「波士自選式」の3つです。

「浄桑拿」コース

宿泊と入浴・飲食だけでいいなら、格安の「浄桑拿」(418HKD)コースを選びます。中国語の「浄」には、「~のみ」という意味があり、ここでは「サウナのみ」という意味になります。

「浄桑拿」コース(418HKD)は、施設内に12時間滞在でき、大浴場、サウナ、休憩室、睡眠室は好きな時に使えます。時間内なら食事と飲み物は無料です。マッサージなどの付属サービスはありません(別料金で頼めます)。なお、途中の一時外出はできません。

休憩室のリクライニングチェアで休んでいると、フロアマネージャーが「波士自選式」(1438HKD)の売り込みに来ますが、それを断って何のコースも選択しないと、自動的に「浄桑拿」コースになります

「浄桑拿」のみの利用でも、嫌がられることはありません。気にしなくてよいと思います。実際、休憩しただけで帰っていく現地人らしき方々を、ちらほらみかけます。

「波士自選式」コース

フロアマネージャーはこの「波士自選式」コースを強烈に勧めてきます。値段は1438HKD。

このコースを注文すると、スタッフが8人ほど休憩室にきて一列に並び、そのなかから担当者を選びます。自分で担当者を選ぶので「自選式」というわけです。

このコースを選択すると、滞在可能時間が16時間に延びます(一時外出は不可)。また、サービス終了後の個室で朝までひとりで静かに眠れます。
個室内の様子は未確認ですが、防災用フロア平面図を見た限りでは、普通サイズのベッドと浴槽が室内にあり、十分に広い感じです。

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「上海式」コース

「上海式」は、入浴、宿泊の基本コースに加えて2時間のオイルマッサージがセットになっています。値段は638HKDです。

マッサージは、背中、腰、手足を中心とする通常の指圧マッサージです。ただし、終了時間間際になると、先述の「波士自選式」に勧誘するための、やや微妙なタッチがおこなわれる場合があります。勧誘に乗るか乗らないかは自由なので、そのまま終わってしまっても全然かまいません。

このコースを選ぶと滞在可能時間が16時間に延びます(一時外出不可)。また、マッサージが終わった後、マッサージ室(個室)で朝まで睡眠をとれます。

ただし、マッサージ室にあるベッドは幅50センチ程度の固いマッサージ台なので、寝心地は期待できません。寝返りをうったら確実に床に落っこちます。むしろ睡眠室の二段ベッドの方が快適に眠れると思います。

 

時間帯による割引(ハッピーアワー)

BOSSサウナは、昼の12時から夜20時までがハッピーアワーで、以下の割引料金が適用されます(15%Off)。

  • 上海式 543HKD (通常価格638HKD)
  • 波士自選式 1223HKD (通常価格1438HKD)

「浄桑拿」コースには割引制度はなく、時間帯にかかわらず418HKDです。

波士自選式の割引価格「1223HKD」は、マカオのサウナとしては最安値だと思います。目的がそちらにあるなら、利用価値のある割引制度だと思います。

 

支払い、クレジットカード

支払いはチェックアウトする際に現金またはクレジットカードで清算します。クレジットカードは、VISA、JCBなどが使用できます。

 

他サウナとの料金の比較

サウナに宿泊する場合の料金は各サウナによって違いますが、BOSSサウナの418HKDは安い部類だと思います。ここより安いのは金池サウナの400HKD。あとは、至尊サウナ446HKD、十八サウナ468HKDあたりが、宿泊のみの利用料金が比較的安いサウナです。

日本人に人気の東方水療會所はこれより高くなりますが(たぶん500HKD台)、華やかなショータイムが楽しめるので、値段なりのことはあると思います。

ただ、ショータイムに魅惑されると予定外の大出費をしてしまいかねないので、本当に宿泊するだけでいいなら、むしろ静かなBOSSサウナがよいと個人的には思いました。